
あなたのダイソー植物はSOSを出していませんか?「ダイソーの植物はすぐ枯れる…」そんな風に思っていませんか?
実際は、ちょっとしたSOSサインを見逃しているだけかもしれません。水やり?虫?それとも肥料のやりすぎでしょうか?
このページは、難しい原因分析をスキップし、あなたの植物が今、何に困っているかを一瞬で診断できる総合トラブル診断チャートです。
複雑な専門知識は一切不要です。まずはこのチャートで植物の症状をチェックして、不安を「なるほど!」に変えちゃいましょう
ステップ1:植物を観察!どの部分に異変がありますか?

症状 | 診断カテゴリ |
---|---|
A.葉の見た目や色が異変が変 | 【葉のSOS】葉が黄色い、萎れている、茶色いなど、最も緊急性が高いサイン→ステップ2へ |
B.株全体が不安定、土に異変がある | 【根と土の危機】根腐れや根詰まり、土の悪化など命に係わるトラブル→ステップ3へ |
C.葉や茎に虫、白い綿、べたつきがある | 【害虫の発生】室内栽培の天敵。見つけ次第、簡単な方法で早期駆除を→ステップ4へ |
D.葉は元気だが、新芽が出ない | 【成長の停滞】枯れてはいないが、元気がない。成長促進が必要な状態→ステップ5へ |
ステップ2:【葉のSOS】原因とズボラ解決アクション

症状 | 原因 | ズボラ解決アクション💡 |
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1.下の葉から黄色く変色し、触ると湿っている | 水のやり過多(根腐れの初期) | 【断水&通気】水やりを完全にストップし、土がカラカラになるまで待つ。サーキュレーターなどで通気確保できれば好ましい。→根腐れの原因とズボラでもできる対策!へ |
2.葉全体が萎れて垂れ下がっており土は乾燥している | 深刻な水切れ(乾燥) | 【緊急ソーキング】バケツ等を使用し、鉢ごと常温の水に浸し、根から水を吸わせる。→水やり方法|ズボラでも失敗しない水やりガイド |
3.葉の緑が茶色く、パリパリに乾燥している | 直風などによる乾燥 | 【葉水&置き場所】エアコンの直風が当たらない場所へ→葉水のワンポイントテクニック |
4.葉の先端が茶色から黒っぽくなっている | 肥料過多(焼け) | 【水で流す/断肥】肥料を取り除き、水を与えて土の中の余分な肥料を洗い流す。→土と肥料レビュー |
5.葉の一部が白や茶色に焼けている | 日当たりが良すぎる(葉焼け) | 【半日陰へ移動】直射日光が当たらない場所か、レースカーテン越しの場所へ |
ステップ3:【根と土の危機】

症状 | 原因 | ズボラ解決アクション💡 |
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1.土から異臭がする/根元がブヨブヨ | 重度の根腐れ | 【即植え替え】傷んだ根をカットし、クリーンな培養土か無機質な土で植え替える→土と肥料レビュー |
2.鉢底から根が飛び出し、水を吸いにくい | 根詰まり | 【鉢上げ】一回り大きな鉢に植え替える。鉢を大きくしたくない場合は根を1/3ほどでカットし元の鉢に戻す |
3.土の表面に白いふわふわしたカビ | 通気性不足と過湿 | 【土の表面を乾燥】カビ部分の土を取り除き、サーキュレーターなどで通気を確保 |
ステップ4:【害虫の発生】

症状 | 原因 | ズボラ解決アクション💡 |
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1.葉の裏や茎に小さな白い綿や虫 | カイガラムシ、アブラムシ発生 | 【葉水で駆除】一旦物理的に洗い流す。アルコールやクエン酸入りは水も有効 |
2.土の中にムカデに似た虫 | ヤスデ(植物自体に悪影響は無し) | 【水攻め】鉢ごと水に数時間ほど浸し駆除する。木酢液を散布することで予防できる。根本的な対策としてハイドロカルチャーへの移行も検討 |
ステップ5:【成長の停滞】

症状 | 原因 | ズボラ解決アクション💡 |
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1.何ヵ月たっても新芽が出ない/葉や葉の色が薄い | 肥料不足または根の修復中 | 【適切な肥料の投入】DAISOの活力剤や市販の肥料を試す |
2.株は元気だが、形が乱れてきた | 徒長(光不足)または剪定の必要 | 【剪定】暖かい季節に伸びすぎた枝や葉を剪定し、形を整える。※剪定した枝は挿し木で増やせるチャンス→挿し木、挿し芽テクニック |
初心者が特に陥りやすい【水やり・土・肥料・置き場所】についてズボラでも失敗しない方法を別記事にて深掘り解説しています。ぜひチェックしてください。
ダイソー植物は「諦めない心」で復活します。
診断、お疲れ様でした。
植物のトラブルは複雑に感じますが、原因のほとんどはチャートの欄に書いてあるようなものの簡単なバランスの崩れです。
大事なのは「完璧な育て方」ではなく、「見つけたSOSサインに、このチャートでサッと対処する」という、ゆるい習慣を続けることです。
私たちも水やりを忘れたり、つい肥料をあげすぎたり…失敗は日常茶飯事です。
だからこそ、このブログは「困ったときに、すぐ頼れる救急箱」のような役割であり続けたいです。
また、植物に「あれ?変だな?」と思う症状がありましたら、このページを覗きにきてくださいね。
ゆるっと、気軽に楽しいグリーンライフを送りましょう!
P.S.診断結果に基づいたトラブルの深掘りやズボラに最適な商品などは、各メニューで記事書いています。ぜひチェックしてみてくださいね。
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